【史上最高のヘッジファンド】ルネッサンステクノロジーズの投資戦略は!

ルネッサンステクノロジーズってどんな戦略で投資しているの?

ルネッサンステクノロジーズの利回りはどれくらいすごいの?

ルネッサンステクノロジーズのメダリオンファンドに投資するにはどうすればいいの?

そんな思いから、こちらの記事に辿り着いたのではないでしょうか?

史上最高のヘッジファンドと名高いルネッサンステクノロジーズですが、その詳細は謎に包まれています。

私も叶うのならばルネッサンステクノロジーズに投資してみたいと思い、投資戦略や驚異的な利回りを調査して記事にまとめてみました!

PB池田
最も賢い億万長者と評されたジェームズ・シモンズ氏が、如何にして史上最高のヘッジファンドを作り上げたのか徹底解明します。
この記事を書いた人
プライベートバンカー
PB池田
関西出身で外資系コンサル会社に勤める40代の個人投資家。前職は銀行員だったが、転職を機に本格的な資産運用を始める。証券アナリスト・プライベートバンカーの資格を有しており、現職では大手金融機関へのアドバイザリーに従事。職業病で徹底的にリサーチしないと投資できない性格で、ブログでは様々な資産運用先を紹介している。2022年現在、自身の運用資産は7,000万円を超える。

ルネッサンステクノロジーズとはどんな会社なのか?

そもそもルネッサンステクノロジーズとはどんな会社なのでしょうか?

経済・金融ニュースでは見かけることもあるのでなんとなくご存じかもしれませんが、まずは基本的な情報を確認していきましょう。

ルネッサンステクノロジーズは投資史上最高のヘッジファンド!

ルネッサンステクノロジーズ(Renaissance Technologies LLC)は歴史上で最も成功したヘッジファンドと言われています!

前身であるモネメトリクス(Monemetrics)が1978年に設立されて、1982年にルネッサンステクノロジーズへ社名を変更しました。

設立当初は主に通貨を取引していて、数学的統計学的アプローチが金融市場に適用できるか探っていました。

史上最高のヘッジファンドもいきなり上手くいったわけではなく、最初の数年は軟調で投資資金も底をつきかけたそうです。

そこから多くの挫折を乗り越えて作り上げた投資理論で1988年に「メダリオンファンド」を設立して、ルネッサンステクノロジーズの快進撃が幕を開けました。

PB池田
メダリオンファンドこそ、ルネッサンステクノロジーズをヘッジファンドの頂点に押し上げた最も有名なファンドです。

最も有名なメダリオンを含む4つのファンドを運用している

ファンド名 投資対象 ポジション 平均利回り
メダリオン 株式・先物・商品・通貨 短期 約39%
RIEF 株式のみ 長期 約11%
RIDA 先物・デリバティブ 長期 約9%
RIDGE 株式・デリバティブ 長期 約8%

ルネッサンステクノロジーズでは現在、最も有名なメダリオンファンドを含む4つのファンドを運用しています。

メダリオンファンド(Medallion Fund)は、圧倒的なパフォーマンスのフラグシップファンドで様々な資産に短期的なポジションで投資しています。

RIEF(Renaissance Institutional Equites Fund)は、株式のみを対象に長期的なポジションで投資しています。

RIDA(Renaissance Institutional Diversified Alpha Fund)は、先物やデリバティブを対象に長期的なポジションで投資しています。

RIDGE(Renaissance Institutional Diversified Global Equities Fund)は、株式やデリバティブなどを対象に長期的なポジションで投資しています。

メダリオンファンドとそれ以外のファンドで大きく違うのは短期長期の投資ポジションですね。

短期的なポジションへの投資は大きなリターンが期待できますが、その分、投資理論構築の難易度が高いと言われています。

当然のことながら、フラグシップファンドであるメダリオンファンドにルネッサンステクノロジーズの最上級の理論が適応されているのでしょう。

PB池田
ルネッサンステクノロジーズが運用するファンドと言っても、メダリオンファンドかそれ以外かで大きな差がありますね。

ルネッサンステクノロジーズの顧客規模や運用残高

Pensions & Investmentsによると、2021年6月時点のルネッサンステクノロジーズの運用資産残高(AUM)は580億米ドルとなっています。

近年のメダリオンファンドのAUMは100億米ドルで固定しているようなので、残り480億米ドル程度がその他のファンドということになります。

多い時には1,000億米ドル以上を運用していたルネッサンステクノロジーズですが、損失と償還で2020年から2021年にかけて500億米ドル以上減少しています。

その理由は、メダリオンファンド以外のファンドが2020年に大きなマイナス運用となり、資金流出が続いているためです。

PB池田
メダリオンファンドのAUMを固定しているのは、これ以上大きくなると今のリターンを維持できなくなるからだそうです。

ルネッサンステクノロジーズの本社はアメリカのニューヨーク州

ルネッサンステクノロジーズの本社は、ニューヨーク州ロングアイランドのイースト・セトーケットです。

史上最高のヘッジファンドの拠点となると、マンハッタンのウォール街を思い浮かべましたが、意外にも少し郊外にあるようです。

私自身はマンハッタン周辺にしか行ったことがないのでイースト・セトーケットの雰囲気はわかりませんが、ロングアイランドには豪邸が多いイメージです。

こちらの写真はルネッサンステクノロジーズのマンハッタンオフィスとなります。

こちらのマンハッタンオフィスでは、管理およびバックオフィス機能が集約されているようです。

PB池田
入居しているビルはマンハッタンらしい大きくて豪華なタワービルですね。

ルネッサンステクノロジーズの投資ってどんな仕組み?配当実績はどれくらい?

ルネッサンステクノロジーズはどんな仕組みで投資しているのでしょうか?

気になる投資戦略や利回りを詳しく解説します!

ルネッサンステクノロジーズの配当実績・運用利回りってどれくらい?

期間 ファンドの運用実績 手数料控除後利回り
1988年 +16.3% +9.0%
1989年 +1.0% -4.0%
1990年 +77.8% +55.0%
1991年 +54.3% +39.4%
1992年 +47.0% +33.6%
1993年 +53.9% +39.1%
1994年 +93.4% +70.7%
1995年 +52.9% +38.3%
1996年 +44.4% +31.5%
1997年 +31.5% +21.2%
1998年 +57.1% +41.7%
1999年 +35.6% +24.5%
2000年 +128.1% +98.5%
2001年 +56.6% +33.0%
2002年 +51.1% +25.8%
2003年 +44.1% +21.9%
2004年 +49.5% +24.9%
2005年 +57.7% +29.5%
2006年 +84.1% +44.3%
2007年 +136.6% +73.7%
2008年 +152.1% +82.4%
2009年 +74.6% +39.0%
2010年 +57.5% +29.4%
2011年 +71.1% +37.0%
2012年 +56.8% +29.0%
2013年 +88.8% +46.9%
2014年 +75.0% +39.2%
2015年 +69.3% +36.0%
2016年 +68.6% +35.6%
2017年 +85.4% +45.0%
2018年 +76.4% +40.0%
平均 +66.1% +39.1%

こちらはルネッサンステクノロジーズのメダリオンファンドの運用実績と手数料控除後の利回りとなります。

運用実績とはファンドが投資して得たリターンで、手数料控除後利回りはファンドに投資している投資家が受け取る利益率です。

2001年から手数料を大幅に引き上げたので投資家の取り分は下がっていますが、それでも30年間の平均利回りが40%弱というのは驚異的ですね。

どれくらい凄いのかイメージがわかないかもしれませんが、1988年にメダリオンファンドに100米ドル投資していれば2018年に約4億米ドルとなります。

同期間の全米インデックスが約20倍となる計算なので、400万倍となるメダリオンファンドはまさに驚異的です!

投資家名 主なファンド/会社 期間 平均年間利回り
ジェームズ・シモンズ メダリオンファンド 1988-2018 +39.1%
ジョージ・ソロス クォンタムファンド 1969-2000 +32.0%
スティーブ・コーエン SAC 1992-2003 +30.0%
ピーター・リンチ マゼランファンド 1977-1990 +29.0%
ウォーレン・バフェット バークシャーハサウェイ 1965-2018 +20.5%
レイ・ダリオ ピュアアルファ 1991-2018 +12.0%

参考までに著名投資家たちのリターンを比較してみました。

もちろん、ファンドによって目標としている利回りは違いますし比較している期間も違うので単純比較はできませんが、シモンズの凄さは伝わると思います。

また、平均利回りだけでなく運用実績としては1度もマイナスとなったことがない点やリーマンショックで大きな利益をあげている点は素晴らしいですね。

ただし、メダリオンファンド以外のファンドは平均利回り10%で、2020年の運用実績はRIEFが-19%、RIDAが-31%、RIDGEが-31%と散々な結果となってしまっています。

PB池田
2020年のメダリオンファンドの運用実績は+76%となっているので、メダリオンとそれ以外は完全に別物と考えた方が良さそうですね。

ルネッサンステクノロジーズの投資戦略はクオンツ運用

ルネッサンステクノロジーズの投資戦略は、数学的・統計的分析から導き出された定量モデルを用いたシステマティックな取引を行うクオンツ運用です。

ルネッサンステクノロジーズは極端な秘密主義を徹底しているので、投資手法の詳細が外部に漏れることはありません。

ここでは、ルネッサンステクノロジーズへの取材や周辺情報から明らかになっている投資手法を紹介します。

ジェームズ・シモンズ氏が語るところによると「100人以上の博士号保持者が知恵を結集して作ったコンピュータープログラムを利用している」とのことです。

ルネッサンステクノロジーズは金融や経済のバックグラウンドがある人を雇わず、数学者、物理学者、統計学者を中心に天文学者なども雇う異色のチームです。

シモンズ氏は人間の思い込みは正しい判断を鈍らせるとして、ファンダメンタルズ分析やアナリストの経験を一切運用に取り入れなかったのです。

可能な限り多くのデータを収集・分析し、ランダムでない動きを探して法則を見つけ出し、将来の予測を行うモデルの作成に徹底しました。

2013年にルネッサンスが語った例では、雲量データを調査したらニューヨーク・東京市場の上昇と天気との間に相関関係があることがわかったそうです。

本当なの?と思ってしまいますが、このようなシグナルを大量に集めてモデルに落とし込んでいるようです。

ただし、この100人以上の博士号保持者が構築したモデルを適応したメダリオンファンドでも、結果的に正解できたトレードは50.75%でした。

メダリオンではロングとショートで何千もの短期ポジションを継続的にカバーするために、何百万回も取引を行います。

勝率が50.75%であっても、それほど大量の取引を行えば数十億米ドルの利益をあげることができるということなのです。

PB池田
現代では多くのヘッジファンドがビッグデータ分析やシステムトレードを行っていますが、それを30年以上前から行ってきたのがルネッサンステクノロジーズです。
ルネッサンステクノロジーズが脱税!?

ルネッサンステクノロジーズのメダリオンファンドは数秒単位の短期で銘柄を入れ替え、細かく利益を積み上げていく手法をとっています。

実際の銘柄売買は投資銀行に委託する一方で、同等のリターンをもたらす金融派生商品「バスケット・オプション」を投資銀行から購入していました。

通常、保有期間が1年未満の短期運用では、1年以上の投資に比べて高い税率が課せられます。

ルネサンスはバスケット・オプションを活用することで、短期的な運用益を長期投資の利益として処理していたのです。

この「節税」方法が米議会上院で問題視されたことから、米内国歳入庁が「脱法的」だと指摘して税務紛争となりました。

協議の結果、ルネッサンステクノロジーズが税務紛争の解決金としては過去最大規模の70億米ドルを支払うことになりました。

PB池田
節税と脱税は紙一重ですね。

ルネッサンステクノロジーズの代表者やファンドマネージャーはどんな人物?

ルネッサンステクノロジーズの創業者は最も賢い億万長者と評されたジェームズ・シモンズ(James Simons)氏です。

シモンズ氏の経歴
1938年 靴工場を営むユダヤ人家庭に誕生
1958年 マサチューセッツ工科大学で理学士号を取得
1961年 カリフォルニア大学バークレー校で数学博士号を取得
1964年 国防分析研究所で暗号解読の仕事に従事
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学で数学を教える
1968年 ストーニーブルック大学数学科の教授に就任
1976年 オズワルド・ヴェブレン幾何学賞を受賞
1978年 モネメトリクスを設立
1988年 メダリオンファンドを設立
2010年 ルネッサンステクノロジーズのCEOを退任
2021年 ルネッサンステクノロジーズの会長を退任

シモンズ氏は20歳で大学を卒業して23歳で博士号を取得するという、アメリカならではの飛び級学歴です。

卒業後は国防分析研究所という科学的技術的専門知識を必要とする安全保障問題に対処して、アメリカ合衆国政府を支援する非営利型法人に勤めています。

そこではアメリカ国家安全保障局と協力して、冷戦のコードブレイカー(暗号解読者)として活躍しました。

その傍らでマサチューセッツ工科大学とハーバード大学で数学を教えていたというので、相当優秀だったのでしょう。

順調なエリートコースを歩んでいたシモンズ氏ですが、ニューヨーク・タイムズ紙にベトナム戦争反対を表明する手紙を書いたために解雇されてしまいました。

その後、ストーニーブルック大学数学科の教授に就任して、1976年には幾何学で最高の栄誉とされるオズワルド・ヴェブレン賞を受賞しました。

そして、ここまで金融や市場取引に一切関わってこなかったシモンズ氏がヘッジファンドを設立したのが1978年、なんと40歳となってからです。

きっかけは父の資産を運用してみようと思ったことからだそうですが、この年齢でキャリアを捨ててチャレンジできるは凄いですね!

とは言え、数学関係の同僚は驚いたり反対したようですし、最初の数年は上手くいかず投資資金が底をつきかけたそうです。

それでも諦めず、1988年に後に史上最高のヘッジファンドと称されるメダリオンファンドを立ち上げました。

そこから2009年まではルネッサンステクノロジーズのCEOとして経営をしていましたが、2010年に退任して会長となりました。

そして、2021年に会長職も退任して正式な引退となりました(取締役として籍は残しています)。

現在は、1993年にIBMリサーチからルネッサンスに入社したピーター・ブラウン氏がCEO兼会長となっています。

PB池田
ジェームズ・シモンズはクオンツ運用の先駆者として、ヘッジファンド業界に多大な影響を与えました。

ルネッサンステクノロジーズについてネットの反応は?

ルネッサンステクノロジーズについてSNSで発言されている内容を調査してみました。

日本人でルネッサンステクノロジーズに投資している人はほとんどいませんが、それでもネットでの注目度は高いようです。

SNSの悪い口コミを紹介!

SNSの良い口コミを紹介!

口コミのまとめ

2020年にルネッサンステクノロジーズが大きなマイナス運用となったことはネットでも注目を集めたようですね。

「ルネッサンスも遂に終わりか」という雰囲気でしたが、結局メダリオンファンドは非常に好調で肩透かしでしたね。笑

個人投資家は機関投資家としてのルネッサンステクノロジーズに注目している人が多いようでした。

ルネッサンステクノロジーズが買っているから株価が上がると思う人もいれば、今後売るのだから株価は下がると思う人もいます。

PB池田
金融業界のみならず、ルネッサンステクノロジーズの影響が非常に大きいことがわかります。

ルネッサンステクノロジーズへの最低投資額や手数料など投資方法を解説!

ルネッサンステクノロジーズに投資するには、どうすればいいのでしょうか?

最低投資額や手数料も調査したので紹介します!

ルネッサンステクノロジーズへの投資方法

結論から申し上げると、日本の個人投資家がルネッサンステクノロジーズに投資するのは現実的ではありません。

まずはメダリオンファンドですが、1993年に外部投資家からの新規募集を停止して徐々に内部向けファンドに移行しました。

2005年を最後に外部投資家を一切排除して、今では過去と現在の従業員とその家族のみが投資できるファンドになってしまっています。

そして、メダリオンファンド以外のファンドは機関投資家向けのファンドとなっています。

投資できる可能性があるとすれば、機関投資家を通して間接的に投資するくらいですが、その方法は余分な手数料を払うことになってしまいます。

これはウルトラCですが、ルネッサンステクノロジーズの従業員になればメダリオンファンドに投資することができます。笑

ルネッサンステクノロジーズのHPに採用情報が記載されていたので、我こそはという方はチャレンジしてみてください!

PB池田
優秀なヘッジファンドは運用期間が長くなると、外部からの投資家を受け入れなくなる傾向が強いですね。

※外部投資家を受け入れている日本国内からも投資できるヘッジファンドはこちらの記事で紹介しています。

ルネッサンステクノロジーズの最低投資額は100万米ドルから!

ルネッサンステクノロジーズの最低投資額は100万米ドルからです。

日本円換算では約1億円ですが、海外のヘッジファンドとしては平均的な金額となっています。

個人投資家からすれば非常に高いハードルとなりますが、機関投資家からすると問題となるような金額ではないでしょう。

PB池田
最低投資額以外にも保有資産など様々な投資条件があるとは思います。

ルネッサンステクノロジーズの手数料は?

ルネッサンステクノロジーズのメダリオンファンドには「管理報酬」と「成功報酬」があります。

ヘッジファンドの手数料は一般的に管理報酬が2%、成功報酬が20%であることから「2:20モデル」と呼ばれています。

しかし、ルネッサンステクノロジーズの手数料は2:20モデルより遥かに高いのです。

まずは管理報酬は、運用資産に対して年間で5%となります。

次に成功報酬は、運用利益に対して44%となります。

2000年までは20%と一般的な水準でしたが、2001年に36%、2002年以降は44%に急激に成功報酬を引き上げました。

ザックリですが、管理報酬と成功報酬を合わせると利益の半分は手数料としてルネッサンステクノロジーズが差し引くということになります。

PB池田
史上最高のパフォーマンスを出しているからこそ許される手数料水準ですね。

ルネッサンステクノロジーズで出金・解約するにはどうすればいいの?

ルネッサンステクノロジーズで出金・解約するにはどのようなルールがあるのでしょうか?

実際に契約する際には契約書に条件が記載されているはずですので、こちらでは一般的なルールを解説します!

ルネッサンステクノロジーズの出金・解約のルール

ヘッジファンドには通常、ロックアップと言われる投資から一定期間は解約できないというルールがあります。

大手になればなるほどロックアップ期間は長くなる傾向にありますが、ルネッサンステクノロジーズでも1~3年のロックアップは予想されます。

また、2020年にルネッサンスがマイナス運用となった時に半年程度で解約申請が殺到していたので、申請自体は四半期か半年に1回できそうですね。

PB池田
ルネッサンステクノロジーズに限らず、ヘッジファンドへの投資は長期投資が前提となります。

出金・解約時に運用益が出ていれば課税の対象となる!

ルネッサンステクノロジーズに投資して運用益が出れば、もちろん課税の対象となり確定申告が必要です。

ただし、ルネッサンステクノロジーズへの投資が日本の課税ルールにおいて、どのような扱いになるかは判断が難しいです。

仮にルネッサンステクノロジーズの運用益が、私募投資信託の収益分配金という扱いになれば総合課税となります。

総合課税の場合は、以下のような税率で課税されます。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円未満 5% 0円
195万円以上330万円未満 10% 97,500円
330万円以上695万円未満 20% 427,500円
695万円以上900万円未満 23% 636,000円
900万円以上1,800万円未満 33% 1,536,000円
1,800万円以上4,000万円未満 40% 2,796,000円
4,000万円以上 45% 4,796,000円

ただし、税制はどんどん変わっていくので最新情報を税理士や税務署で確認の上、確定申告するようにしてください。

PB池田
海外ファンドの場合は、外国と日本の二重課税の調整などもあるのでとても複雑です。

ルネッサンステクノロジーズのまとめ

今回のまとめ
  • ルネッサンステクノロジーズは投資史上最高のヘッジファンド
  • メダリオンファンドを含む4つのファンドを運用
  • メダリオンのパフォーマンスのみが特出している
  • メダリオンに投資できるのは従業員とその家族のみ

ルネッサンステクノロジーズは投資史上最高のヘッジファンドと言われていますが、それはメダリオンファンドのパフォーマンスに由来します。

メダリオンファンドは30年間の平均年間利回りが40%弱と世界トップの運用実績です。

ルネッサンステクノロジーズではメダリオン以外に3つのファンドを運用していますが、平均年間利回りは10%程度と平凡です。

2020年にはメダリオン以外のファンドが大きくマイナス運用となったことを受けて、資金流出が続いています。

まさにメダリオンこそがルネッサンスなのですが、現在では投資できるのは従業員とその家族のみに限られてしまっています。

PB池田
私も可能であればメダリオンに投資してみたいと思って調査したのですが、その夢はかないませんでした。

※日本国内から投資できるヘッジファンドをおすすめ順にランキング形式で紹介していますので、こちらもご参考にしてください。

ルネッサンステクノロジーズの情報

企業概要
企業名 ルネッサンステクノロジーズ
Renaissance Technologies LLC
設立 1982年
本社 600 Route 25A, East Setauket, New York 11733
代表者 ピーター・ブラウン
資本金 不明
事業内容 クオンツ運用のヘッジファンド
最低出資額 100万米ドル
手数料 「管理報酬」運用資産の5%
「成功報酬」運用利益の44%
運用資産残高 580億米ドル
出資者数 不明

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