ストラテジックキャピタルの利回りを解説!旧村上ファンドって大丈夫?

メディアでもたまに見かけるストラテジックキャピタルの利回りって高いの?

旧村上ファンドの創業者が組成したファンドって聞いたけど安心できるの?

アクティビストファンドって主に機関投資家向けって言われているけど、個人投資家でも投資できるの?

そんな思いから、こちらの記事に辿り着いたのではないでしょうか?

PB池田
私もポートフォリオの一つとしてストラテジックキャピタルへの投資を検討するために、実際に販売会社の担当者の方と面談してきました。

投資を検討するうえで必要な基本的な情報から、面談でしか聞けない話まで網羅していますので参考にしてください!

この記事を書いた人
プライベートバンカー
PB池田
関西出身で外資系コンサル会社に勤める40代の個人投資家。前職は銀行員だったが、転職を機に本格的な資産運用を始める。証券アナリスト・プライベートバンカーの資格を有しており、現職では大手金融機関へのアドバイザリーに従事。職業病で徹底的にリサーチしないと投資できない性格で、ブログでは様々な資産運用先を紹介している。2021年現在、自身の運用資産は5,000万円を超える。

株式会社ストラテジックキャピタルとはどんな会社なのか?

旧村上ファンド出身者が運用するファンドとあって、メディアでもたびたび話題に出るストラテジックキャピタルとはどんな会社なのでしょう?

旧村上ファンドとの関係も含めて事業内容を解説していきます!

ストラテジックキャピタルはアクティビストファンド!

ストラテジックキャピタルはヘッジファンドの一種で、日本で上場している企業を対象としたアクティビストファンドです!

アクティビストとは、株価が割安な上場企業に投資し、事業提案を行うなどして株主価値を高めて投資リターン獲得を目指すファンドです。

簡単に言うと、投資している企業に口出しして利益を上げさせるファンドです。

あくまで株式投資による収益を追求するので、企業買収や役員を送り込んでの経営参加は一切行いません

野村證券の調べによると、2019年末のアクティビストファンドの日本株保有額は約3兆4千億円にも達しています。

2015年6月の企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)導入から約5年で2倍になっており、国内での影響力が増してきています。

ストラテジックキャピタルは旧村上ファンド幹部の丸木強氏が設立した!

「もの言う株主」として注目を浴びた村上ファンドが日本のアクティビストファンドのパイオニアと言われています。

実はストラテジックキャピタルは旧村上ファンドの創業者の1人である丸木強氏が設立したアクティビストファンドなのです!

PB池田
村上ファンドは代表の村上世彰氏が、証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕・起訴されたこともあり解散しています。

アクティビストファンドは株価上昇のために様々な手口で経営陣に圧力をかけるため、日本国内での印象はあまり良くないですよね。

ただ、最近は「対話型」のアクティビストファンドも増えています。

旧村上ファンドから投資方針はどう変わったのか?

村上ファンド時代は株主総会でガンガン経営に圧力をかけてきた丸木氏ですが、ストラテジックキャピタルでは「対話」を重視するように変化しました!

かつての村上ファンドでは、企業価値向上に繋がるような提案ではなく「株主還元」の提案しか行っていませんでした。

なぜなら村上ファンドの目的は「勝つ」こと、つまり株主総会で過半数を取ることだったからです。

そのため経営陣に同意を得ず株式を購入する「敵対的TOB(株式公開買い付け)」を行い、強制的に主張を通してきました。

PB池田
企業の価値を向上させたいというよりは「悪いやつをやっつける!」という意識だったそうです。

当時とは違いストラテジックキャピタルでは、いきなり法律上の株主権利を行使するようなハードなやり方はしていません

ある一定の期間、何回か株主価値向上の説明・提案などのコミュニケーションをじっくりと行います。

それでも株主価値向上の施策に向けた動きが見えない場合に、株主提案などを行ったりしているのです。

その結果、株主提案が通らなくても一定の賛成票が得られれば、経営陣の意識を変えて企業価値向上に資することは可能だと考えています。

ストラテジックキャピタルの目的は株主総会で勝つことではなく、投資先の企業価値が上がって株価が上がることなんですね。

PB池田
ストラテジックキャピタルは、まさに「対話型」のアクティビストファンドですね!

ストラテジックキャピタルの顧客規模や運用残高

ストラテジックキャピタルの運用残高(AUM)は面談で聞いたところ、約209億円とのことです。

アクティビストファンドとしての規模はあまり大きくないですが、中小型株を投資対象とするには十分だと思います。

顧客は海外の金融機関や大学などの機関投資家が中心で日本の個人投資家はほとんどいません。

アクティビストは米国で生まれ育った投資手法であり、日本では馴染みがありませんが海外では一般的な投資先です。

PB池田
近々、海外の大学基金からの大口投資があり、運用残高は300億円を超える見込みとおっしゃっていました。

ストラテジックキャピタルの本社は東京の恵比寿!

ストラテジックキャピタルの本社は東京の恵比寿にある「MOビル」の6階です。

金融機関は大手町や日本橋に集中しているので恵比寿というのは珍しいですが、デザイン性の高いビルでおしゃれですよね!

ストラテジックキャピタルの投資ってどんな仕組み?配当実績はどれくらい?

ストラテジックキャピタルのファンド名は「ジャパン-アップ ユニット トラスト(Japan-Up Unit Trust:以下ジャパンアップ)」です。

気になるジャパンアップの利回りや投資戦略を解説していきます!

ストラテジックキャピタルの配当実績・運用利回りってどれくらい?

一説には投資家として有名なウォーレン・バフェットよりも、カール・アイカーンら有名アクティビストの生涯成績の方が良いという話もあります。

そのため一般的には、アクティビストファンドはとても高い利回り(年率20%以上)が期待されていますが、ジャパンアップはどうでしょうか?

過去の年は年利で、直近の2018年以降は月利で見ていきましょう!

過去の実績 年利
2015年 + 4.19 %
2016年 + 7.37 %
2017年 + 23.65 %
2018年 月利
1月 – 1.63 %
2月 + 2.26 %
3月 – 0.55 %
4月 + 1.90 %
5月 + 0.03 %
6月 – 1.78 %
7月 + 1.01 %
8月 – 9.64 %
9月 + 3.06 %
10月 – 4.63 %
11月 + 0.01 %
12月 – 13.96 %
2018年Total – 22.69 %
2019年 月利
1月 + 13.08 %
2月 + 1.18 %
3月 + 3.74 %
4月 – 3.09 %
5月 + 13.50 %
6月 + 2.24 %
7月 + 8.24 %
8月 + 1.72 %
9月 + 4.67 %
10月 + 6.41 %
11月 + 4.49 %
12月 + 3.09 %
2019年Total + 76.35 %
2020年 月利
1月 – 0.97 %
2月 – 15.37 %
3月 – 3.67 %
4月 + 2.03 %
5月 + 7.76 %
6月 – 6.18 %
7月 – 8.09 %
8月 + 17.60 %
9月 + 4.23 %
10月 + 0.49 %
11月 + 2.83 %
12月 – 0.46 %
2020年Total – 3.50 %
2021年 月利
1月 – 4.36 %
2月 + 1.79 %

平均年間利回りを単純計算すると約14%なので決して悪くはないのですが、-22.69~+76.35と振れ幅がとても大きいですね!

リスクの大きさに対して、どのくらいのリターンが出せているかを示す「シャープレシオ」という指標があります。

シャープレシオは1より大きいとリターンに対してリスクが小さいとされ、1より小さいとリターンに対してリスクが大きいとされます。

ジャパンアップのシャープレシオは「0.58」なので、リターンに対してリスクがとても大きいことを示しています。

PB池田
投資資産の2割程度を失う可能性があるので、相当のリスク許容度が求められます。

ストラテジックキャピタルが行う小型株への投資はコロナ禍で厳しい状況!

ジャパンアップはコロナショックで厳しい運用成績となっていますが、その後の日経平均高騰時にも苦戦している状況です。

ジャパンアップは日本国内の小型株式(時価総額100~500億円)を主な投資対象とするバリュー株投資戦略のファンドです。

投資手法として株のロング(買付)しか行わないため、コロナショックのような市場の下落局面ではファンドの利回り悪化は避けられないのです。

「市場動向が利回りに影響するのであれば、コロナショック後の日経平均高騰時に利回りが低いのは何故?」と思われますよね。

今回の日経平均上昇の主因はハイテク株の高騰です。なのでジャパンアップの投資先である小型株は引き続き厳しい状況なのです。

今後の利回りが改善に向かうかはわかりませんが、投資検討するのであれば長期間資金が塩漬けになる覚悟が必要となります!

PB池田
以下の記事では私のおすすめする国内ヘッジファンドをランキング形式で紹介していますのでご参考にしてください。

ストラテジックキャピタルは投資した企業の価値向上に尽力している!

ストラテジックキャピタルは徹底したファンダメンタルズ調査を行い、以下の条件に当てはまる銘柄に集中投資(6~12銘柄)しています。

  • 株価が理論上の価値よりも大幅に割安に放置されている
  • キャッシュフローが安定している
  • コーポレートガバナンスが不十分と考えられる
  • キャッシュ等の資産保有が課題となっている
  • 企業価値の向上に向けての改善余地が大きい

投資後は、株主価値の増加につながる複数のシナリオを検討し、経営陣との対話を通じて株主価値向上を目指します。

例えば、コーポレートガバナンスの改善、バランスシートの改善、積極的な情報開示体制の構築などについて対話を行います。

場合によっては、法令上の株主権を行使したり、Webや新聞広告等のアクティビストキャンペーンを展開することもあります。

上記は、過去に日本経済新聞に掲載された実際の広告の一部です。

株主提案している投資先企業の問題点やその対応の必要性を株主へ訴求している内容となっています。

ストラテジックキャピタルは企業と株主双方に対して積極的に関与することで保有比率以上の影響力を発揮することが強みですね!

PB池田
ストラテジックキャピタル公式HPの投資先個別特設サイトでは、投資先企業との対話内容を確認することができます。

今までにどんな企業に投資してきたのかは、ネット上の大量保有報告書を見てみてください!

ストラテジックキャピタルの大量保有報告書提出実績
大量保有する銘柄 最新提出日
タチエス 2021/03/15
有沢製作所 2021/03/04
京阪神ビルディング 2021/01/29
ワキタ 2020/12/18
淺沼組 2020/04/08
世紀東急工業 2020/03/25
図書印刷 2019/06/19
極東貿易 2019/06/06
新日本空調 2017/10/23
日特建設 2017/10/18
帝国電機製作所 2017/10/03
内田洋行 2017/09/22
マックハウス 2016/01/20
宝印刷 2015/12/11
アイネス 2015/03/23
ゼロ 2014/06/19

大量保有銘柄が累計16件と厳選して投資していることが伺えますね。

ただし、保有比率が5%を超えた場合に提出する報告書なので、上記以外にも投資している企業はあると思います。

アクティビストは投資先企業の分析も大変ですが、それ以上に企業があるべき姿を論理的に伝え、それを実行してもらうことがとても難しいです。

アクティビストの主張に対して投資先の経営陣は対決姿勢を取ることが多く、望む結果を得るまで長期戦を要するケースもあります。

PB池田
当然ですが、ストラテジックキャピタルへ投資する個人投資家には、長期的に使用する予定のない資金での投資が求められます。

ストラテジックキャピタルの代表者やファンドマネージャーはどんな人物?

株式会社ストラテジックキャピタルの代表者兼ファンドマネージャーは丸木 強氏です。

丸木 強氏の経歴
1982年 東京大学法学部卒業
野村證券株式会社入社
1999年 株式会社M&Aコンサルティング創業
(通称、村上ファンド)
2012年 株式会社ストラテジックキャピタル設立、代表就任

丸木氏は野村證券に入社して、主に日本企業や政府関係機関の資金調達案件の引受、大型民営化企業のIPOなどに従事しました。

そして、1999年に元通商産業省官僚の村上世彰氏らと旧村上ファンドを創業して幹部を務めました。

2006年に村上氏がニッポン放送株を巡る証券取引法違反(インサイダー取引)で逮捕された後、ファンド解散の手続きを指揮したと言われています。

その後、2012年末に自らファンドを立ち上げ、現在では村上氏らとは違う投資方針でファンドを運用しています。

PB池田
2000年代前半から現在に至るまで、常にアクティビストの最前線に立ち続けているんですね!

ストラテジックキャピタルについてネットの反応は?

ストラテジックキャピタルについて、個人投資家はどのように評価しているのでしょうか?

ジャパンアップの運用状況に関する書き込みはありませんでしたが、アクティビストとしての行動に様々な意見が出ていました!

SNSの悪い口コミを紹介!

SNSの良い口コミを紹介!

口コミのまとめ

主に機関投資家向けのファンドのため実際に投資している個人投資家は非常に少なく、ネット上では運用に関する口コミは見つかりませんでした。

アクティビストとしての対応には賛否ありますが、かなりの反響がありますね!

最近では、京阪神ビルへのTOBを実施して不成立とはなったものの、企業への影響は少なからずあったようです。

PB池田
オンタイムでファンドの状況を知ることは難しそうなので、投資検討の際は販売会社と面談して現状を確認しましょう。

ストラテジックキャピタルは詐欺やポンジスキームなのか?

ネット上でも「詐欺」や「ポンジスキーム」ではないかという声は聞かれませんでした。

これだけ明確にアクティビストとして活動しているので、投資詐欺などではないことは疑いようがありません。

大量報告書の内容を確認すれば、実際に投資されていることはすぐにわかります。

また、これだけの実績があるファンドがわざわざ詐欺を行うメリットもないでしょう。

ストラテジックキャピタルへの最低投資額や手数料など投資方法を解説!

ストラテジックキャピタルに投資したいと考えても、公式HPには投資方法は記載されていませんので、こちらを参考にしてください。

気になる最低投資額や手数料も解説します!

ストラテジックキャピタルへの投資方法!

ストラテジックキャピタルの公式HPのお問い合わせページには上記のように記載されています。

案内通り、ストラテジックキャピタルのジャパンアップに投資するには販売会社である「Teneo Partners」に問い合わせる必要があります。

Teneo Partnersは外国籍ファンド特化型の証券会社で、ジャパンアップの他にも外国籍ファンドを取り扱っています。

実はジャパンアップはケイマン諸島籍なので、外国投資信託という扱いとなっています。

また、ジャパンアップは私募ファンドなのでTeneo PartnersのHPにも記載はありませんが、問い合わせれば紹介してくれます。

私の場合はTeneo Partnersの公式HPに記載のメールアドレスに、ストラテジックキャピタルに投資したい旨をメールしました。

PB池田
Teneo Partnersは第一種および第二種金融商品取引業の登録を金融庁から受けているので、信頼できる証券会社です。

Teneo Partnersの担当者と面談を行い、ファンドの説明に納得すれば申込書を提出して契約締結となります。

その後、Teneo Partnersに口座を開設し、その口座に申込金額を入金すると手続き完了です。

運用開始日は毎月第1営業日で、申込と入金の締め切りは運用開始日の5営業日前なのでスケジュールは確認しておきましょう。

だいたい月の中頃までに申込と入金が完了していれば、翌月の頭から運用が開始するイメージですね。

ストラテジックキャピタルの最低投資額は10万米ドルから!

ストラテジックキャピタルのジャパンアップの最低投資額は10万米ドルとなっています。

口座への入金は日本円なので、その時点の為替を考慮して1,000~1,100万円ほどになると思います。

海外の有名なヘッジファンドであれば1億円以上が相場なので、ヘッジファンドの中では比較的低いと言えるでしょう!

ただし、ファンドの説明前にTeneo Partnersから「金融資産5,000万円以上&保有不動産などの資産合計が1億円以上」であることを求められます。

PB池田
値動きも激しく長期投資が前提なので、十分な資産を保有していることが投資条件となります。

ストラテジックキャピタルの手数料は?

手数料種類 手数料額 利回り確定後に手数料が引かれるか?
購入手数料 購入価格の3.0%(税抜)
引かれる
成功報酬 運用利益の20%
引かれない
基本報酬 運用残高の2.0%
引かれない
解約手数料 換金代金の5.0%(12ヶ月以内の解約)
引かれる

ストラテジックキャピタルの手数料は大きく分けて4種類存在します。「購入手数料」と「成功報酬」と「基本報酬」と「解約手数料」です。

ただし「解約手数料」は購入から12ヶ月以内に解約した場合にのみ適用されます

成功報酬と基本報酬はヘッジファンドの手数料としては高い水準ではないのですが、販売会社を通しているので購入手数料は高めです。

ジャパンアップの利回りは「成功報酬と基本報酬」控除後なので、ファンドの報酬はあまり気にする必要はありません。

解約手数料はインパクトが大きく、購入手数料と合わせて8%も引かれますので、12ヶ月以内の解約は避けた方がいいです。

それではそれぞれの具体的な計算方法を解説しますね!

購入手数料

「購入手数料」は購入価格の3.0%(税抜)比較的高めとなっています。

販売会社に支払う手数料なので、投資資金とは別に支払う必要があります。

購入した時にしかかかりませんが、追加購入した場合には追加分にも適応されます。

例えば、5,000万円購入した場合は「150万円」、さらに3,000万円追加購入した場合は「90万円」となります。

成功報酬

「成功報酬」は運用利益の20%一般的なヘッジファンドの水準です。

成功報酬の算出方法は「ハイウォーターマーク方式」を採用していますので、ハイウォーターマークを超えた金額に適用されます。

ここで言うハイウォーターマークとは、運用残高の過去最高値を指しています。

例えば、5,000万円で投資をスタートしたとします。

1期目に運用残高が6,000万円に増えたとすると、1,000万円×20%の200万円が成功報酬となります。

2期目に運用残高が5,500万円に減ったとすると、成功報酬はもちろん0円です。

3期目に運用残高が5,800万円に増えたとしても、ハイウォーターマークは6,000万円であり、そこを超えていないため成功報酬は0円です。

4期目に運用残高が6,500万円に増えたとすると、500万円×20%の100万円が成功報酬となります。

PB池田
このように水位が上がるように基準額が上がっていくため、ハイウォーターマークと呼ばれているんですね。

基本報酬

「基本報酬」は運用残高の2.0%一般的なヘッジファンドの水準です。

一般的な投資信託における信託報酬と同じ扱いで、運用利益がマイナスの場合でもかかってくる手数料です。

解約手数料

「解約手数料」は購入から12ヶ月以内に解約した場合に換金代金の5.0%かなり高いですね。

利回りが低いからと早期解約すると損失を増やすことになってしまうので、長期的に使用する予定がない余剰資金で投資検討しましょう。

PB池田
手数料体系は変更になる可能性がありますので、詳しくは面談で確認してくださいね!

ストラテジックキャピタルで出金・解約するにはどうすればいいの?

ストラテジックキャピタルの出金・解約方法はとても簡単です。

ただし、解約タイミングや運用益の課税については確認しておく必要があります!

ストラテジックキャピタルの出金・解約のルール

ストラテジックキャピタルで出金・解約する方法は、その旨をTeneo Partnersの担当者に電話やメールで伝えるだけです。

出金・解約できるタイミングは四半期に1回(3月、6月、9月、12月の最終営業日)です。ヘッジファンドとしては標準的な出金・解約タイミングだと思います。

ただし、出金・解約請求は解約日の45日前までに行う必要がありますのでご注意ください。

また、実際の支払いまでは30日程度かかるので、トータルすると申請から支払いまでは3ヶ月程度はかかると思っておきましょう!

一部解約は可能ですが、保有残高が10万米ドルを下回ることはできませんので、その点は覚えておいてください。

PB池田
購入から12ヶ月以内に換金する場合は換金金額の5.0%の解約手数料がかかることをお忘れなく。

出金・解約時に運用益が出ていれば課税の対象となる!

ストラテジックキャピタルで運用益が出た場合の課税について、しっかり押さえておきましょう!

出金・解約時の運用益に対して20.315%の所得税及び地方税がかかり申告分離課税となります。

未上場株式の譲渡所得と同様の課税になりますので、単年度に限って他の未上場株式や一般公社債の譲渡所得と損益通算可能です。

ただし、上場株式とは損益通算できませんのでご注意ください。

運用中に含み損益が発生している状態では申告は不要で、最終的な払い戻しの時点で申告と納税が必要です。

公募投信とは違い、ストラテジックキャピタルでは源泉徴収されませんので、振り込まれた時点では納税できていません。

PB池田
税金の取り扱いは解釈が分かれることもありますので、念のため税理士や税務署に相談してください。

ストラテジックキャピタルへの投資のまとめ

今回のまとめ
  • ジャパンアップの平均利回りは約14%で悪くないが、コロナ禍では厳しい状況
  • 利回りの振れ幅が-22.69%~+76.35%と非常に大きく、リスクは高い
  • ストラテジックキャピタルは旧村上ファンドの幹部が設立したアクティビストファンドである
  • 海外の機関投資家が主な顧客で日本の個人投資家はほとんど投資していない
  • 時価総額100~500億円規模の小型株が投資対象
  • 最低投資額は10万米ドルであるが、保有資産1億円以上が求められる
  • 販売会社はTeneo Partnersである

ストラテジックキャピタルについて、どんな会社・投資内容なのか気になる点をまとめました。

ストラテジックキャピタルは旧村上ファンドの創業者の1人である丸木強氏が設立したアクティビストファンドでしたね。

アクティビストは様々な手口で経営陣に圧力をかけるため、日本国内での印象は良くないですが海外の機関投資家からは受け入れられています。

2019年の+76.35%という高利回りは驚きですが、-22.69%となる年もあるので振れ幅は非常に大きいです!

少数の銘柄に集中投資しているため大きなリターンが期待できる反面、業績悪化などによる株価暴落リスクも大きくなっています。

投資条件は「金融資産5,000万円以上&保有不動産などの資産合計が1億円以上」と個人投資家には高いハードルですね。

投資を検討するのであれば、長期間にわたって塩漬けになってもかまわない資産が潤沢にあることが望ましいです。

利回りが安定していて、投資ハードルの低いヘッジファンドは他にも存在するので、比較検討してみてもいいと思います。

記事中でも紹介しましたが、私のおすすめする資産運用先をランキング形式で紹介していますのでこちらもご参考にしてください。

株式会社ストラテジックキャピタルの情報

企業概要
企業名 株式会社ストラテジックキャピタル
Strategic Capital, Inc.
設立 2012年9月
本社 〒150-0011
東京都渋谷区東3-14-15 MOビル6F
代表者 丸木 強
資本金 99,000,000円
事業内容 投資運用業
投資助言業
第二種金融商品取引業
最低投資額 10万米ドル
手数料 「購入手数料」購入価格の3.0%(税抜)
「成功報酬」運用利益の20%
「基本報酬」運用残高の2.0%
「解約手数料」換金代金の5.0%(12ヶ月以内の解約)
運用残高 約209億円
出資者数 主に機関投資家であり不明

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